「なぎビーフ」とは

「なぎビーフ」とは岡山県奈義町の指定農場で生産された肉牛で
協議会が定めた指定配合飼料を給与と黒豆(作州黒)を給与した牛で、
公益社団法人日本格付協会格付員により格付されたものです。

自然豊かな岡山県奈義町の指定農場で健康的に育てています

自然豊かな岡山県奈義町の指定農場で
健康的に育てています

なぎビーフは、岡山県の県北奈義町で那岐山脈など1000m級の山々に囲まれた豊かな自然と澄んだ空気の中、健康的に暮らし、育てています。

こだわりの飼育方法で育っています

こだわりの飼育方法で育っています

JA西日本くみあい飼料に依頼し、なぎビーフの飼育方法に合う設計をしたこだわりの配合飼料を使用しています。粗飼料には地元で収集した稲わらを中心に与え、稲わらを収集した田んぼにはわらを食べた牛の堆肥を散布し耕畜連携に努めています。

また、岡山県勝英地域特産黒大豆「作州黒」を粉にしたものを仕上げ期に与えることで旨みを高めるようにしています。
「作州黒」は、勝英地域だけに生産地を絞って作られる、良質で希少な丹波種の黒豆です。

「なぎビーフ」のこだわり

清らかな天然水と健康的な飼料

なぎビーフは、那岐山脈に囲まれた豊かな自然の中、蛇淵の滝から流れる澄んだ清らかな天然水を飲んで育ちます。
また、牛に与える粗飼料は地元の米農家から譲っていただいた稲わらを使用することで、安心・安全なお肉になります。

ストレスを与えず健康的に育てます

肥育期間でも最もストレスを感じる、出荷前3ヶ月間に勝英地域特産の黒大豆「作州黒」を粉にして与えています。
黒大豆の特徴である黒い皮の黒大豆ポリフェノールは抗酸化作用により、免疫力を高め、老化防止・血流の改善など肥育後半のストレスを和らげ健康的に育てています。

岡山の和牛の血統を大切にしている

岡山県は日本三大名蔓の一つに数えられ日本でも最も古い歴史をもつ蔓牛(つるうし)「竹の谷蔓(たけのたにつる)」の血統を守り続けています。この蔓牛は、体格が大きく長寿でたくさんの優秀な子を生み、温和で育てやすいという特徴があります。
なぎビーフはこの血統も大切にしながら、誰が食べても「美味しい〜」と言っていただける赤身と脂のバランスの良い和牛肉をお届けします。

奈義の牛

「なぎビーフ」の特徴

和牛の
肥育期間の短縮

通常、和牛肥育(去勢)は28ヶ月から30ヶ月を超えていますが、なぎビーフはそれより約2ヶ月短い26ヶ月から28ヶ月で仕上げています。
よく和牛は長く肥育しないとダメだと言われますが、なぎビーフは専用の「なぎビーフ」という濃厚飼料と肥育マニュアル(マル秘)で和牛の旨みはそのままに肥育期間の短縮に成功しています。

血液検査による
健康診断の実施

なぎビーフは全頭肥育期間に2回の血液検査を行います。1回目は生後17ヶ月令、2回目は生後22ヶ月令です。検査内容はビタミンA、コレステロール、肝機能の3種類で異常な牛はその都度治療をします。
出荷するまで健康な牛でないと食べてもらっても美味しくないと考えます。

食味検査

牛肉の旨みは、昆布に含まれる「グルタミン酸」かつお節に含まれる「イノシン酸」のかけ算の効果で生まれます。グルタミン酸は熟成によって増えていき、イノシン酸は減っていきます。

なぎビーフは他の牛肉に比べグルタミン酸の数値が高く、イノシン酸の数値が低いです。

食味センサー分析結果

なぎビーフは、食味センサーの評価結果において
苦味雑味が少なく、コクと旨味のバランスが非常に良いと評価されています。

食味センサー分析結果

なぎビーフの凄いところ

第10回全国和牛能力共進会(平成24年度)7区牛肉の部 全国第2位

全国和牛能力共進会とは、全国和牛登録協会が主催して、5年に1度、全国持ち回りで開催される全国規模の和牛(黒毛和種牛)の品評会。通称「全共」(ぜんきょう)。別名「和牛オリンピック」とも言われ、全国から約500頭の牛が集結する大会です。
第1回は岡山県で開催されています。

奈義の牛

第11回 宮城県で行われた全国和牛能力共進会では、肥育期間は24ヶ月と非常に若い牛で、どれだけ大きくし、歩留りが良くできるかと、脂肪交雑だけでなく消費者が求める「美味しい和牛肉」の追求がテーマとなっています。

なぎビーフはこの全共に20年前から4回連続で岡山県代表として出場しています。第10回 長崎大会では7区で第2位の成績を収め、第11回宮城大会では8区7位、9区7位となり連続入賞ができました。

「なぎビーフ」の産地

奈義町は岡山県の北部、鳥取県との県境にあります。
町の北には町名の由来にもなった那岐山や、高い山脈に囲まれた、自然に恵まれた土地です。
ゆったりとしたスペースの牛舎で健康的に育った地域ブランド牛(なぎビーフ)を、自信を持って提供致します。

奈義マップ

那岐山那岐山頂には天然記念物「どうだんつつじ」の群生が見られます。
奈義の菜の花春には那岐山と一面の菜の花畑も楽しめます。
菩提寺の大イチョウ推定樹齢900年を超える、県下一の大樹「菩提寺の大イチョウ」も見所です。